加藤芳右衛門作 黄瀬戸 鉢 共箱
自宅のお茶室にありました。
お茶の先生をしていた母の物です。
福のような字が大変縁起の良いお品です。
使用感はなく状態の良いお品です。
包んである生地と箱の紐に汚れがございます。
直径15cm 高さ5、2cm
当方茶道具の知識があまりない為、紐は結ばずに梱包致します。
ご了承くださいませ。
※数十年、表千家の社中だった母は殆どのお道具(特に箱入りの品)を直接家元から購入しておりました。
その為、古美術等では購入しておりません。
加藤芳右衛門は、岐阜県で陶祖・加藤景豊の流れをくむ家系に生まれた陶芸家です。
父は、岐阜県に八坂窯を開いた加藤十右衛。美濃桃山陶芸の伝統技法を基礎としながら、黄瀬戸から志野・織部・美濃伊賀などまで幅広いジャンルの作品を残しました。
その長男として生まれた芳右衛門は、父に師事しながら十鳳などの名で作品づくりに尽力します。父の没後には八坂窯を継承し、伝統を守るとともに使いやすさも重視した名品を数多く残しました。
新たな挑戦にも積極的に取り組む姿勢は多くの茶人から注目を集め、弟の光右衛門と弥右衛門とともに三右衛門として高い評価を得ています。
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ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品
Update Time:2025-08-22 09:11:47